Swing from Japan. We are playing good old-time hot string jazz music. Last update : 20th November 2024, 10:04
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2002年頃、映画「ギター弾きの恋」や「僕のスイング」の中で、甘く、また、ドキドキする様なスリリングなサウンドが使われました。それは、不世出の天才ギタリスト、Django Reinhardtとジャズ・バイオリンの巨匠、 ステファン・グラッペリが、熱狂の時代と呼ばれた1930年代のパリで作り上げた、お洒落でホットな音楽でした。彼らのバンド、フランス・ホットクラブ五重奏団の演奏スタイルは、Djangoの没後もフォロワーたちによってカバーされ、近年、ジプシージャズやジャズ・マヌーシュというジャンルが生まれました。
1980年代初頭、若干20代でDjangoとStéphaneにノックアウトされた長谷川光は、Django没49年の2002年夏に念願叶い、Yellow Django Revivalを結成しました。この手のジプシージャズ・グループとしては、国内現役最古参として今なお精力的に演奏活動を続けています。
現在のメンバー、2004年夏から、伝説のスイングリズムギターを引っ提げて、及川治が、2006年からは、最高のクルーナーボイスを操る小篠慶司、2014年にはリズム・ボトムの最終兵器、加藤人がコントラバスで参加しました。そして結成20周年の2022年秋からは桂木智香子の可憐なクラリネットをメロディの軸に、長谷川光のギターがスイングします。
Yellow Django Revivalの演奏は、日本人のバンドにありがちな演奏のデッドコピーや、役に立たないマニアックな研究レベルの演奏ではありません。かと言って、若い人のように、ルーツを知らずにオリジナルな演奏をしているわけではありません。Yellow Django Revivalの演奏は、DjangoとStéphaneが活躍した1930〜40年代のポップスであるジャズ、今日でいうトラッドジャズの一形態としての演奏アイデンティティを持ち、往古のフランス・ホットクラブ五重奏団の雰囲気を感じさせます。
是非ライブにお越し下さり、私達の演奏をお楽しみください。